支部長の「つぶやき」(2017.4.1)

事務職員協議会網走支部の研修と親睦のツールである「支部Webサイト」支部長ブログ

支部長の「つぶやき」(2017.4.1)

『ピカピカの1年生』 
 

北海道公立小中学校事務職員協議会網走支部

支部長  豊秋 哲浩

 

事務職員協議会網走支部「支部Webサイト」をご覧くださっている皆様には、ご健勝にてご活躍のことと拝察申し上げます。

 

さて、4月になりました。いよいよ新年度が始まります。会社や学校、そして、それぞれのご家庭でも、新年度の準備で目のまわるような毎日をお過ごしのことと想像致します。私の勤めている網走市立西小学校でも、4月6日の入学式及び始業式に向けて、職員みんなで準備を整えております。

 

子どもたちは、それぞれ一つ学年が上がり、その成長ぶりが感じられます。特に2年生になる子たちは、率先して入学してくる新1年生の面倒をみてくれて、自分たちがついこの間まで1年生だったとは思えないほどの成長を見せてくれます。たのもしいです。入学してくる新1年生は、どの子も真新しいピカピカのランドセルを背負っています。色も赤やピンクに水色など様々です。私の子どもの頃は、ランドセルの色といえば黒と赤のみだったような気がします。

 

子どもたちのみならず、大人の世界でも新入社員が社会人1年生として活躍を始めます。私たちの職種である公立小中学校の「学校事務職員」は、基本、1校に1人の配置となっています。私もそうでしたが、何をどうしたらいいのかわからない日々の連続だと想像します。そんな時には、遠慮せずに近隣の先輩方に電話をするなどして聞いてほしいと思っています。ピカピカの学校事務職員1年生なのですから、わからないことがあって当然です。「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」と、若かりし頃に聞いた覚えがあります。(年齢と経験を重ねた今でも、恥いることもせずに聞きまくっていますが・・・。)

 

新年度の思いを記してまいりましたが、先月は卒業式で卒業生を見送り、転出する職員との送別をいたしました。毎年その時期になると、来生たかおさんの歌「夢の途中」の歌詞の冒頭を口ずさんでいます。別れた皆さんとは、再びどこかでお会いできる日が来ることを楽しみにしながら、あわせて、皆さんの新天地でのご活躍を願っております。

 

 

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 【本校玄関前に除雪作業で捨て場がなく、必然的に毎年できている雪山のなごりです。子どもたちが尻すべりをして楽しんでいます。//2017.3】

支部長の「つぶやき」(2017.3.1)

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『梅は咲いたか 桜はまだかいな』 
 

北海道公立小中学校事務職員協議会網走支部

支部長  豊秋 哲浩

 

事務職員協議会網走支部「支部Webサイト」をご覧くださっている皆様には、ご清栄にてご活躍のことと拝察申し上げます。

 

さて、3月になりました。この季節は日本列島の南の地方では、年明けから梅の花が咲き、春の訪れを視覚でも感じられるようになるのでしょう。そして、桜の花が咲き始めると、より一層にその感は増すのだろうと想像します。桜前線が北上している情報が、新聞やテレビ・ラジオなどのメディアを通じて、ここ北海道オホーツクの地にも伝わってきて、「いよいよ春の訪れも近いのだなぁ~」と感じられるようになります。

 

というのも、こちらの方は、3月はまだまだ雪が残っており、視覚で春の訪れを感じられる景色ではないからなのです。沖縄県では、年明けの1月14日に桜が開花したと聞きました。北海道の桜の開花は、道南の函館方面で4月末頃、道央の札幌方面で5月初旬、そして、道東のオホーツクでは5月の大型連休明け頃からになります。同じ日本に住んでいても、こんなに気候の差があるのだとあらためて感じるしだいです。

 

まだ、雪が残り、朝晩の冷え込みも強い北海道ですが、皆様と同様に3月は年度末を迎え、あわただしさを増して、気持ちは十分に「春モード」になっております。1月は「行く」、2月は「逃げる」、そして、3月は「去る」と表現されることがございます。この例えのとおり、私は、この時期になると時の経つのが早く感じられるため、3月末に泣きをみないように事前に色々と準備を整えようと考えています。しかし、いざ蓋をあけると、「やっぱり時間が足りない」という状況に毎年のように陥っております。「今年こそは頑張りたい!」と思う今日この頃です。

 

1月の記事の時に話題にさせていただいた、オホーツク海にやってくる「流氷」ですが、今年は、ここ数年には無かったくらいの量が訪れて、観光でいらっしゃった方々のみならず、地元に住む私たちも大変よろこばせてもらいました。

 

オホーツク海とその沖に白く浮かぶ「流氷群」、そこを遊覧する流氷砕氷船おーろら号、その後方にそびえる雪化粧を施された知床連山の山の端と青い空が接する山際の風景を、網走市のとある丘から撮影した写真を掲載させていただきました。北海道オホーツクの情景を味わっていただければ幸いです。

 

 

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【流氷と知床連山】

 

【新春版】支部長の「つぶやき」(2017.1.1)

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支部長の「つぶやき」(2017.1.1)

『明けましておめでとうございます 

北海道公立小中学校事務職員協議会網走支部

支部長  豊秋 哲浩

 

 

事務職員協議会網走支部「支部Webサイト」をご覧くださっている皆様 明けましておめでとうございます。

 

 2017(平成29)年も、皆様にとりましてみのりある年となりますこと願っております。私ことではございますが、今年の干支である「酉」は、生まれ年の干支になります。何まわり目にあたるかはご想像におまかせしたいと思います。

 

さて、先月のご挨拶でもふれさせていただきましたが、私たちの暮らしている北海道の冬は、「寒さ」「雪」と上手に付き合いながら過ごすことが必要です。去る12月の22日から降り続いた雪は、北海道の各地で猛威をふるい、交通網を乱すなど、私たちの生活に影響を与えました。

 

特に、札幌方面では12月の降雪量としては50年ぶりとなる大雪に見舞われ、飛行機や列車、バスなどが運休となり、多くの方々が大変な思いをされたようです。新千歳空港では、長い人で3日間も足止めされて寝泊りをよぎなくされたそうで、その人数は、空港に備蓄していた毛布や寝袋が足りなくなり、別機関から貸し出しをうける程だったそうで、さぞかし大変だったことと存じます。

 

もう一つ、冬の北海道の風物詩として、オホーツク海にやってくる「流氷」があります。今年は、流氷がつくられるロシアのアムール川がある地方の気候が非常に冷え込み、例年よりたくさんの流氷がやってくると聞こえております。最近では、接岸することが少なく、時には、肉眼では見えないところまで遠のいてしまうことが多かったのですが、今季は、たくさんの流氷がやってくれば、接岸した流氷どうしが押し合って出る音、「流氷が鳴く」という現象に出会えるかもしれません。

 

まだ、流氷を見たことが無いという方がおられましたら、おすすめのシーズンになるような気がしますので、是非とも、オホーツク海の見える当支部内の街にお越しいただければ幸いです。

支部長の「つぶやき」(2017.2.1)

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支部長の「つぶやき」(2017.2.1)

『ウインタースポーツはお好きですか?  

北海道公立小中学校事務職員協議会網走支部

支部長  豊秋 哲浩

 

 

事務職員協議会網走支部「支部Webサイト」をご覧くださっている皆様には、ご健勝にてご活躍のことと拝察申し上げます。2017年もこの間お正月を迎えて始まったばかりと思っていましたら、もう2月が訪れました。4月から3月の年度で活動されている会社や組織では、これから年度末を控えてあわただしい毎日が続くことと存じます。私どもの勤務している「学校」も同様に、年度末を迎えるにあたり教職員は仕事に邁進している毎日です。どうぞ皆様、体調にはくれぐれもお気を付けください。

 

さて、皆様は「ウインタースポーツ」はお好きですか?今シーズンは、年前からの大雪で、十分(すぎる?)な雪が降り、道内の多くのスキー場は例年より早めにオープンできたと聞いております。スキー場では、スキーはもちろんのこと、スノーボードも人気があり、多くの方々がパウダースノー(厳寒期に降る雪はサラサラです)を満喫しています。

 

また、数は減りましたが、スケートも行われています。関東以南の地方では、スケートといえば「屋内リンク」でフィギアスケートをレンタルして滑ることが多いのではと想像します。こちらでは、この時期は日中でもプラス2~3℃の気温で、夜間や朝方はマイナス20℃まで冷え込むところがあります。この気候を大いに活用して、屋外にリンクを作ります。

 

私の勤めている網走市立西小学校でも、グラウンドにつもった雪を自動車で踏み固めて、散水車で水をまき(水まきは夜の作業)、立派なリンクができあがります。この作業を、業務主事の方を中心に教職員も協力して、12月中旬から1月中旬にかけて作業をして完成します。ちなみに、今シーズンのリンクオープンは1月13日でした。

 

そして、スケート靴はフィギアスケートではなく、みんなが「スピードスケート」を用意します。刃の幅が狭く、はじめて滑る方は立つのもやっとです。本校では、小学1年生からスケート授業を行っています。うまく立ったりすべったりすることができない児童は、椅子を押しながらすべる練習をしています。そんな練習を何回か経験するうちに、ほとんどの子が椅子無しですべれるようになっています。子どもたちの上達の早さにはいつも驚かされています。

 

本校のスケート授業の様子を収めた写真を掲載させてもらいます。立派にできあがったスケートリンクと元気にすべる子どもたちをご覧いただければ幸いです。

 

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【修正版】支部長の「つぶやき」(2016.12.1)

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支部長の「つぶやき」(2016.12.1)

『北国、北海道は「雪」の季節になりました』 

北海道公立小中学校事務職員協議会網走支部

支部長  豊秋 哲浩

 

北海道を代表する歌手である松山千春さんの代表曲に「雪」という曲があります。私は、この季節になると、気が付けばなにげに口ずさんでいる思い出の曲です。

 

雪の降る夜に、部屋の灯りを消し、カーテンを開けて窓越しに外を眺めてみると、雪が深々と降り続き、やがて降り積もって、あたり一面が街灯の明かりに照らされて、白銀の世界が生まれます。そして、振り返って部屋の壁を見ると、街灯の明かりが差し込んで、降る雪の影が映し出され、幻想的な気分にさせてくれます。

 

深々と降る雪は、そんな世界を見せてくれますが、大雪に風がついて大荒れになる「吹雪」ともなれば、一転して魔物が現れたような世界を作り出します。北海道の真冬の雪は、サラサラのパウダースノーのため、降ってくる大雪と降り積もった大雪が、大風によって吹き荒れて、あたり一面が真っ白な世界になり、東西南北の方角も区別がつかない程になります。歩いていても風雪が目にあたり痛く、息をすることもままなりません。車に乗っていても、道路の端がどこなのかもわからなくなります。いわゆる、「ホワイトアウト」現象です。

 

このように、雪の世界は、光(灯り)に照らされて幻想的な世界を見せてくれたり、吹雪いて光(灯り)がさえぎられると、魔物が現れたような世界を見せつけます。光(灯り)に照らされることによって影ができ、影ができることによって、私たちは自分のいる位置を確認できるようです。北国、北海道の「雪」は、光(灯り)と影の関係は表裏一体であることを教えてくれます。このことは、普段、華やかにスポットライトを浴びた世界がもてはやされがちな日常ですが、実は影になる世界も大切であると知らせてくれているように私は感じています。

 

去る11月24日には、東京など関東地方で、11月の降雪としては54年ぶりとなる雪模様となりました。寒さ厳しい季節となりますが、皆様のご健康とご活躍を願います。

 

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【Before】

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【After・・・】